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2009年01月21日

【アート】三澤寛志グループ展のお知らせ

三沢寛代表作品


毎年この時期の恒例、私の職場の同僚であり、ホームページの作成を担当した油彩画家三澤寛志のグループ展「サロン・ド・彩(Salon de SAI)」が下記の通り開催されますので、お知らせ致します。

期間:2009年2月1日(日)〜14日(土)
時間:AM10:00-PM7:00
会場:せんたあ画廊 横浜市中真砂町3-33 関内駅前セルテ3階

サロン・ド・彩(Salon de SAI:敬称略 50音順)
青木宏之  大場再生  北 久美子  栗原比呂路
高岸 学  永井朋生  畑中義延   福井欧夏
三澤寛志  山羽斌士  山本明比古  山本靖久

今回は、私の勤務先ではなく、氏が勤務する横浜の関内アートスクールの講師の方々のグループ展になります。私の勤務先の(元)関係者の名前も見られますので、マイミクの中には知っている人もいらっしゃるかもしれません。

三澤寛志氏は、非常にスケールの大きい画家で、自身の絵画表現のみならず、絵画教育に関してもかなりの力を注いでいます。ほぼ一貫して女性をモデルにした絵画を制作していますが、正確なデッサン力、繊細で細密な筆致、空気感の出し方、女性の内面と深みに差し迫る描写力という意味で、群を抜いて素晴らしい表現力を有しています。いわゆる洋画の多くにあるような、背景を見えるままに描写する具象絵画ではなく、まるで日本画のように敢えて背景を定かには描かず、モデルとなる女性のみを浮き立たせる手法で、鑑賞する人間とモデルとが直接内面の対話を行うような絵画作品を描いています。

その意味では、日本人としてのアイデンティティが非常にわかりにくくなってしまっている現代絵画の世界の中でも、西洋の絵画手法と画材である油彩絵具を使用し(技術)、人体解剖学などのアカデミックな分析力を基にして(知性)、日本の絵画のコンセプトの根源的な理解に基づいて描く(精神)という、「技術+知性+精神」の3つの要素を高度に融合させた、他の作家とは一線を画している制作スタイルを持つ地に足のついた注目すべきアーティストです。

背景とモデルの間の強烈な光と闇のコントラスト、肌や背景の描写に使用されている細密な筆致、画材という「形あるもの」を重ねての人物の内面という「形ないもの」の豊かな描写、実に豊かで精密に構築された世界観を、三澤寛志の絵画からは感じ取ることが可能です。

私は馴れ合いを好まない人間であり、自分が本当に良いと思ったものでなければ、決して他人には勧めない人間です。しかし、画家三澤寛志の作品は、鑑賞することを強くお勧め致します。自分が「アート」「作品」と名のつくものに対して求めるほとんど全ての要素を、三澤寛志の作品は高度に実現しています。

なお、冒頭に掲載の画像は、私の手持ちのデータの中では新しい方の作品ですが、数年前の作品になります。参考作品としてお考えください。今回のグループ展では同作品は展示されていません。
posted by NT at 12:00| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

不幸な女が、好きなの?

トーキョー・ジョー



トーキョー・ジョー、というカクテル。

アメリカ産ウォッカのスミノフと、日本産リキュールのミドリで作ってみた。まあなんというか、解釈の仕方によっては、ちょっとばかり皮肉なカクテル。

なんとなく、中森明菜とか高橋真利子とか鈴木聖美なぞを思い浮かべてしまうわけである。

私はけっこう中森明菜とか高橋真利子とか鈴木聖美といった類の「歌謡曲的な」歌手が好きだったりする。不器用で古くさくて、愚かな女。

ある女に、「不幸な女が、好きなの?」と聞かれて、返答に困った。

不幸な女が好き、というわけではないが、不幸を知っている女が好きなことは、間違いない。辛い状態を知っている人間は、男女問わず、深みが出るものだ。

ただ、不幸のままで居続ける女は、ずいぶん昔に、好きではなくなっている。

人間は、変わることができる。過去は変えられないが、未来は自分次第で、如何様にでも変えることができるのだ。

そのことに気づいたのは、今の職場で働きはじめてからだ。私は、物質的価値の低いものを構成して、高い価値を生み出すことを志す人たちにずっと囲まれている。

例えば、油彩画家が油彩を描く場合、その作品を構成している物質的価値を、現在通用している価値基準の中で最も広く通用する価値、つまり、「価格」で判断した場合、それは大したものにならない。なぜなら油彩画を構成しているのは布と木枠、顔料と油、そして触媒(画溶液)の物質的価値の総合的価値に過ぎないからだ。

しかし、例えば、総合で1万円程度の布と木枠、顔料と油、そして触媒(画溶液)で構成された絵画は、実際にはもっと高い価値を持った絵画作品として取引される。時にはそれが、100倍や1000倍以上の価値を持つものとして認識され、それだけの金を払う人間がいる。

その100倍や1000倍以上の価値を作り出したのは、その作品の作者(作家)に他ならない。物質的にはたかだか「布と木枠、顔料と油、そして触媒(画溶液)」としての認識しかない程度の物質を合成して、作家は、その100倍や1000倍以上の価値を作り出すことが、可能になるわけである。

それが、アートに携わるものの醍醐味である。さらに、ただ単に金銭的価値で置き換えるのみではなく、それが精神に与える価値を考えた場合、アーティストが生み出しうる価値の大きさは、無限大にも膨らみ得るのだ。

だからこそ、私は、どんな状態においても、人間は大きな価値を生み出しうることを信じる。不幸だったり、辛かったりしても、それを糧としながら、人間は、如何様にも大きくなることができる。

それが、私が人を見る時の、唯一の価値観だ。

肩書きでもなく、学歴でもなく、社会的地位でもない。今目の前にあるもの(素材)を活かして、どれだけの大きな価値を生み出しうるか。それこそが人間が人間たるゆえんの魅力であり、唯一、私を惹き付けるものである。

一見価値の低いものから大きな価値を生み出すのは、何もアーティストだけの特権ではない。どんな状態にあろうと、人間は、過去を変えられない分だけ、未来を作り出すために、より大きな価値を生み出すために、「努力」をすることができる。不幸に浸るのではなく、不幸を糧にできる人間にこそ、私は惹かれ続けるのである。
posted by NT at 02:27| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月19日

【バー・お酒】バーカウンターイラスト

バーカウンター



年末に設置した自宅内バーカウンターをイラスト化してみました。

写真をトレースするのではなく、パースの学習も兼ねて、全てを1から Adobe Illustrator にて描画。根気勝負です。

今まで写真からトレースしたことは何回もありましたが、コンピューター画面上でパースのついた画面を1から構成したのは初めて。デッサンでは静物もチーフを書いたこともありますので、そこでどれだけ正確な感覚が養われているかですね…。

補助線はとても大事です…。
posted by NT at 17:20| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

【インテリア】イタリア産大理石の灰皿

イタリア産大理石の灰皿


イタリア産大理石の灰皿を入手しました。

私は煙草は吸いませんが、上品な色味だったので、購入しました。素晴らしい掘り出し物です。220mm×220mm×40mm。

現在は、ディスプレイの土台として使用しています。とても重いので、なによりも持って帰ってるのが大変でした…。
posted by NT at 14:58| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

【バー・お酒】サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージックというカクテルです。ダークラム(マイヤーズ)、ホワイトキュラソー(コアントロー)、パイナップルジュース、卵白。

いつもは、卵白を使うカクテルは作らないのですが(卵黄の処理に困るため)、今回は、納豆を食べたことをきっかけに、作ってみました。

私は、納豆に卵を入れる時には、卵黄のみを使用するのが好きです。栄養的にも、ほとんどの栄養素は卵黄に集中していますし、何よりも味が濃厚になります。

納豆卵黄

そうやって納豆を食べた時には卵白の処理に困っていたわけです。いつもなら卵白は捨ててしまうのですが、幸い、今は自宅にバーカウンターがあり、卵白を使用したカクテルを作れば、ムダなく使うことができます。

と、いうことで作ってみたのが、冒頭のカクテル、サウンド・オブ・ミュージック。トロピカルイメージの材料が中心になってますね…。

自分好みのカクテルとは少々志向が違いますが…。ネーミングに惹かれました。自分好みのカクテルに関しては、後日何らかの形で書くと思います。

今日は仕事がないので、昼間から飲んだくれてます。夜は、ダンスですね。イベントです。

posted by NT at 15:52| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

【バー・お酒】間取り図公開

最近の日記やエントリーなどで告知してきましたが、現在、私の自宅(1DKのDK部分)にはバーカウンターがあります。昨年の年末に、今まで築いて来た自分の考え方に基づいて、バーカウンターの設置を行いました。

まだまだ構想の途中ではありますが、新年(2009年)を迎え、私の自宅のバーカウンターもひとつの区切りを迎えました。既に「バー」としての名前も決定しています(営業許可をとっていないので、店舗営業はできませんし、この先、店舗営業をするつもりもありませんが)。

以下は、私の自宅の間取り図(一部)になります。

間取り図

1DKのダイニングの部分の空きスペースに、手持ちの食器棚等を活かしながら、設置しました。赤い色がバーカウンターの部分です。青い色が、自分の手持ちの家具です。

そして、すでにバーカウンターが被写体として写り込んでいる写真をいくつかアップしてありますが、グリーンの矢印で、大体どの位置から撮影しているのかを示してみました。

今までDK部分をあまりきれいに使えていなかったのが自分の生活上の問題点だったのですが、今回のバーカウンターの設置で、だいぶ解消できました。大きなプラスです。
posted by NT at 01:41| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

【バー・お酒】ルシアン・バレエで繊細に

Russian Ballet


ずっと作ってみたかったカクテルを作ってみました。ちょっとマイナーだけど、自分の琴線に触れたカクテル。

ルシアン・バレエ。

レシピは画像の通り、ウォッカとカシス、レモンジュースです。果実系の飲みやすいさっぱりカクテル。ステアで作るので、シェーカーいらずです。

カクテルグラスがバレリーナの衣装を連想させます。色もネーミングも良いセンス。エレガントなロシアの女性をイメージしながら、ここぞというところで飲みたいカクテルです。

posted by NT at 22:28| 更新日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

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